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2021 AUTUMN

植物が与えてくれる癒しのパワー、ホームガーデニング

韓国人は急速な経済開発と都市化により、庭で植物を育てるという長い間の習慣を失ってしまい、若い世代には土の記憶が存在しない。ところが今や、父母世代の庭園文化は、時の流れとともにインテリアとヒーリングが結びつき、若い世代の間で「ホームガーデニング」という新しいトレンドとなっている。

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コロナ禍以降、ソーシャルディスタンスの確保とステイホームの時間が増えて自宅で植物を育てるホームガーデニングが若者層にまで拡大している。オンラインでは様々な植物キューレーションの講座を聞くこともできる。
© CLASS 101

ソウル麻浦区に住む会社員パク・ウンジンさん(36)はコロナ禍以降、在宅勤務が長くなりホームガーデニングに関心を持つようになった。最初はソーシャルディスタンスの確保によるステイホーム生活に小さな活力をと、植木鉢を一つ買ったのが始まりだった。それが今ではベランダが緑の植物でいっぱいになっている。現在は、植物の全くなかった家でこれまでどうやって暮らしてきたのかと思うほど、180度変身した我が家の雰囲気に満足している。そして「コロナ禍により不安で憂鬱でしたが、植物の世話をすることで心安らかになり、気持ちが落ち着きました」と語っている。

ソウル城東区に住むワーキングママのキム・ギョンソンさん(39)は、偶然ガーデニングの一日講座を聞く機会があり、それ以来植物にはまってしまった。彼女は最初、親の世代が庭で楽しんでいたガーデニングを想像していたが、こんなに多様でトレンディな室内ガーデニングの世界があるのかと驚いたという。家にはペットの犬や猫もおり、彼らは草を見るとすぐに噛んだり食べたりしてしまうので、ペットにも無害な植物を選んで育てている。そんな制約があるにもかかわらず、彼女の育てている植物の種類は非常に多い。「最近は週末農場や幼稚園に行くことができない子供たちのために、ベランダで小さな植物を育て始めましたが、インテリア効果にもなって気に入ってます」とのこと。コロナ禍が終わったら、またオフラインのクラスに登録して本格的にプランテリアを学ぶ予定だという。

10年ほど前から定年世代を中心に生まれたホームガーデニングブームが、だんだんと中高年層から若者層に拡大している。「ファリニ」という新造語がそれらを指している。農業を意味する英語の「ファーム(farm)」とチルドレン(children)の韓国語「オリニ」を合わせたもので、もともとは『Real Farm(リアルファーム)』というモバイル農業シミュレーションゲームの入門者を指す用語だったが、最近ではホームガーデニングの初心者を意味する愛称としてより広く使われている。国民の22.3%がアパート・マンションのような共同住宅で暮らしている住居文化を考えれば、庭のないコンクリートの家で生まれ育った若者世代が、手を土だらけにして植物を育て始めたという変化の意味は大きい。

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コロナブルーになっている多くの人々が植物を育て、触れることで心を癒している。不安と鬱を軽減してくれるセロトニンのおかげだ。最近、伴侶植物がより注目を集めている理由でもある。
© Park Hee-ran

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子供たちは家で花壇の世話をすることで自然を経験できる。一戸建て住宅の庭とという固定概念の庭園から、住居形式態の変化にともなってアパート・マンションの居住空間、都心のビルの屋上にまで拡大した。
© Getty Image Korea

ボタニックトレンド
2018年10月、植物園と公園が合わさったソウル初のボタニック公園『ソウル植物園(Seoul Botanic Park)』がオープンした。オープン2年で累積観覧客数が1千万人を突破した。コロナ禍だということを考慮すれば非常に高い数値だ。私はこの一帯の商業施設の名称が『ボタニック』一色になってしまった現象に注目した。近くのアパートやマンションだけでなく、ホテル、結婚式場、飲食店、コーヒーショップ、不動産屋、ビリヤード、病院、コンビニまで実に多くの施設がこの単語を商号に使っている。

今年の初め、金融の中心街ヨイドにソウルで最も大規模なデパート『ザ・現代ソウル』がオープンした。ここは全体の営業面積の49%を室内庭園と顧客の休憩空間としている。商品満載の陳列台で満たされてきた既存のデパートとは全く違った姿を呈しており、デパートインテリアのトレンドを示している。もともとロッテ、新世界、現代の「ビック3」がしのぎを削っているデパート業界では、数年前から「ガーデニング・デイスプレー」の競争が水面下では行われていた。

したがってコロナ禍前から徐々に根を下ろし始めたボタニックトレンドが、コロナ禍と相まって本格的にホームガーデニングブームを巻き起こしたと言える。今年1月、国内の大型ショッピングモールのロッテマートによると、コロナ禍により総売上が激減する中でも、ガーデニング商品群の売上は2019年17.6%成長に続いて、2020年にも売上高18.7%の伸び率を示したという。特にステイホームが本格化した2020年1年間に植木鉢と花瓶の売上はそれぞれ46.5%と22.3%増加した。オンラインショッピングプラットホームのインターパークによると、2020年下半期のガーデニング関連の売上額は、前年同期より32%増えた。これは単純に国内だけの現象ではない。アメリカの世論調査機関「Advance Monthly Retail Trade Survey」によると、パンデミック以降、アメリカ国内のほとんどの小売り販売業種が急激な売上減少を経験する中で、ホームガーデニング分野だけは10%近い成長率を記録した。この市場が最近数年間に5%内外の増加率を推移していたことに比べれば、驚くべき変化だと言えよう。

プランテリアと伴侶植物
ホームガーデニングの熱気はコロナ禍から生じたもう一つの現象である『プランテリア』ともつながる。プラント(plant)とインテリア(interior)の合成語であるこの用語は、最近のインテリア市場のホットアイテムとして浮上しており、コロナ禍と相まって爆発的な需要を創出した。2020年12月農林水産食品教育文化情報院が発表した「花卉消費トレンドに対するビッグデーター分析結果」を見ると、花卉産業と花関連のオンライン関心度は、2019年コロナ禍依然と比較しておよそ10.3%増加した。この報告書によるとコロナ禍以降、花卉分野の消費トレンドは「伴侶植物とプランテリア」となっている。

ハナ金融経営研究所が去年の12月にカード売上データの分析結果をまとめて発表した「コロナ禍がもたらした消費形態の変化」報告書にも同じような現象が現れている。花卉園芸の2020年1、2月の売上が前年同期に比べてそれぞれ8%と10%減ったものの、3月から回復しており、これはコロナの危険性が増しソーシャルディスタンスの確保と在宅勤務が日常化し始めた時期と重なっている。以降、売上は4月から10月まで毎月最小4%から最大30%まで増加した。この報告書は末尾に「プランテリアに対する関心が増加して花卉園芸の売上が増えている」と分析している。

ホームガーデニングはコロナ禍以降、ソーシャルディスタンスの確保とステイホームの必要性が相まってプランテリア文化を本格的に拡大させた。そしてもう一つの重要なキーワードが「伴侶植物」だ。BTSをはじめとするスターたちが自分が育てている植物をSNSを通じて紹介し、伴侶植物という単語に言及したことで、大衆の関心が増加した。今や単純に一人暮らしや老年層の孤独の癒しにとどまらず、「伴侶植物」は幅広い関心を誘発している。

関連産業の成長
海外でもいろいろな企業がこれまでなかった様々なサービスや製品を発売し、積極的にホームガーデニング市場に進出している。中国のロボット製造スタートアップ企業のビンクロス(Vincross) は、伴侶植物にロボット技術を取り入れたペットのように動くロボット伴侶植物を開発した。オーストリアのスタートアップ企業ハバート(Herbert)は、伴侶植物のインテリア機能を強調した垂直空間で育つ伴侶植物システムを開発した。ポニックシステム(Ponix Systems)と呼ばれるこの方式は、額縁のように室内の壁面で垂直に伴侶植物を育てることができるサービスだ。それ以外にも、家を空けなければならない時に伴侶植物を預けることのできる伴侶植物専用のホテルサービスや伴侶植物を治療してくれる病院も登場した。さらに伴侶植物の各種症状に対する診断と処方をオンラインで提供してくれるサービスもある。

国内では自宅で直接育てて食べることもできる植物栽培器のレンタルビジネスが活況を呈している。発明振興会知識財産評価センターが出した「国内植物栽培器市場の展望」資料によると、2019年に100億ウォン水準だった植物栽培器の市場規模が2023年には5000億ウォン規模に拡大する見通しだ。関連展示産業も活発だ。今年初め、国立世宗樹木園では特別展示会『アンニョン、伴侶植物(Hello, My Houseplant)』が開かれ、またソウルの複合文化空間ピクニックの展示場では、10月まで『庭園づくり(Gardening)』展が開かれている。

環境心理学者スティーブン・カプラン(Stephen Kaplan)教授は、人間は蓄積された精神的疲労を回復するために、本能的に自然を求めるという「注意力回復理論」を主張している。植物にはセロトニンを分泌して不安と憂鬱感を軽減してくれる効果がある。ホームガーデニングの魅力にはまった人々は、植物の与えてくれる治癒能力を経験したのだ。コロナ禍が終わった後もホームガーデニングは、新しいライフスタイルとして地位を確立するものと予測される。

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オンラインのホームガーデニングの講座は、単純に植木鉢に土を入れて植物を植えるだけではなく、壁掛けの額縁オブジェのようなトレンディな作品も、手軽に学ぶことができる非常に多彩な内容となっている。
© CLASS 101

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ホームガーデニング講座は、植物キューレーションとも呼ばれるが、これは植物を植木鉢に植える過程だけを指すのではなく、植物とライフスタイル全般を考え、これまで植物との暮らしで失敗した理由、植物で空間を飾る方法なども学んでいく。
ⓒ CLASS 101

チョン・デホン鄭大憲、 社団法人韓国生活庭園振興会会長、月刊ガーデニング記者

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